設立資金
歯科技工の会社は、設備投資と人材が非常に大切です。まず、開業資金の融資を銀行から受けなければなりません。私は技術畑でやってきたために、銀行に上手く説明することが出来ないのではないかと悩みました。牧野所長に相談をしたところ、上手く喋れればよいと言うことではない。自分を出して確実な経営をする人だと見てもらえればいいと言われ、自信が付きました。牧野所長と私はすぐに、資金計画書、事業計画書を作成し、その資料を持って、銀行を回りました。自分で思っていた以上に銀行は、資金を提供してくれました。そのときに、銀行員の方から言われたのは、判断したのは、資金計画書、事業計画書と貴方の人柄ですと言ってくれたことは、今でも忘れません。
三年目の税務署の調査
設立3年目で、税務署の調査が入りました。初めての経験であり、朝から心拍数と血圧が上がっていることが自覚できるほど緊張していました。牧野所長も朝から終日まで付き添っていただき、税務署の方からの質問に的確に答えていただきました。その結果、全く問題を指摘されず無事に終了しました。税務署の方が珍しいケースです。悪意の無い中で何か見落としがあるのが普通です。という言葉を残してお帰りいただきました。その後のビールの味は最高でした。 牧野所長にすべてを任せておいて正解だと心より感じた瞬間でした。

経営を行っている中で、厳しい言葉も何度も頂きましたし、対立したこともありました。 しかし時間がたつと、うちの会社のことを思って言ってもらっているのだと思い返しました。牧野所長にそのことを伝え、この前は言い過ぎましたというと、優しく笑って、いいよ、いいよと言っていただきました。
現状の経営アドバイス
リーマンショックは、私たちの業界にも暗い影を投げかけました。当時新しい技術を提供するために、設備投資が必要になりました。牧野所長にも相談し、銀行に融資を相談したところ、保証協会が弊社に対して、健全体質の会社であると判断しているので銀行としては融資に問題がありませんと言ってもらい、即時の融資を頂くことが出来ました。これも、経営でアドバイスを頂いた結果だと思っております。
牧野会計の魅力
バランスシートなど、経営に必要な数字はいっぱいありますが、私にはなかなか把握できません。牧野会計事務所は、わからない部分を丁寧に教えてくれますし、私に理解しやすいようにカスタマイズした資金繰り表などを提出してくれます。カスタマイズしていただいた表を見ることで、十分な理解が出来ること、経営の対応策、方向性、戦略を考えることが出来るようになりました。牧野会計の最大の魅力は、素人経営者をプロの経営者に育ててくれることだと思います。
最後に
牧野所長に言われたことで、忘れられないものがあります。
「経営は、規模に関係なく社長の考え方でどうにでもなる」
経営者は、大きい会社であろうが小さい会社であろうが、人生哲学・経営哲学を持っていないといけない。それは規模に関係の無いことだと教えていただきました。
「ダメなものはダメ」
ダメなことを何度考えても同じだよ。ダメなものはダメなんだ。
経営で悩んでいるときに、考えが堂々巡りします。そのときに必ずこの言葉を思い浮かべるようにして、少しでも良い解決策を見つけるようなりました。

牧野所長は、私にとって頼れる親父です。今後とも弊社が発展するようにアドバイスを頂くことが、楽しみでなりません。